- 理学部
- 生物科学科
[集団生物学分野]鈴木 祥弘 研究室
さまざまな環境で行われている光合成の仕組みを探求
- 研究キーワード
- 光合成
- 一次生産
- 珪藻類
- アイスアルジー
![[集団生物学分野]
<br>鈴木 祥弘 研究室](/att/l_1122_00.jpg)

私たちの研究テーマは「光合成の生態学」です。地上の生物は、光合成で作られた有機物なしに生存することはできません。北極から赤道まで、地球上のあらゆる場所で光合成は行われています。一般的に、北極圏は寒すぎて生物が生息できないという認識がありますが、実は地上がマイナス40 ℃であっても氷の下の海水はマイナス2℃より低くならないので、藻類が生育し、光合成をしているのです。
一方で、熱帯の高温多湿な環境においても、高い速度で光合成を行う植物がいます。当研究室では、こうした過酷な環境で、生物がいかに工夫して光合成を行っているのか、その仕組みを調べています。自然の中で、生き生きと生活する生物を調べることが、この分野の醍醐味です。
鈴木 祥弘准教授Suzuki Yoshihiro[理学部/生物科学科]
-
生物を広く勉強したい人にお勧め!
神奈川大学の生物科学科には、ほかの大学にあまりない、生態学や進化学のような科目がたくさんあります。生物を芯から勉強できます。バイオテクノロジーばかりでなく、生物学を広く勉強したい人にお勧めです。