- 理学部
- 数理・物理学科
[数理コース]本間 正明 研究室
直観と論理によって数と図形を捉える
- 研究キーワード
- 射影代数多様体
- 表現論
- 有限体
- 符号理論
![[数理コース]
<br>本間 正明 研究室](/att/l_1082_00.jpg)

組合せ論的手法を用いて代数幾何や群の表現論を研究しています。物の個数や場合の数を数えるということは数学における基礎ですが、複雑な事象を数えることは容易ではありません。しかし現代では、発達した計算機を用いることも可能です。実験的にあるいは直観的に、図形の組合せ的性質を推測し、それらの当否を論理的に確認するという仕方で、正標数体上の代数曲線や有限体上の幾何と数論、あるいは群論,符号理論などを扱います。
このような学びは、研究者や数学担当教員などの職業に生かせます。そのような職業につかなかったとしても,「物事を深く考え、思考を論理的に整理する」という態度はひとりひとりの人生を豊かにしていくでしょう。
本間 正明教授Homma Masaaki[理学部/数理・物理学科]
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芸術や哲学に近い、数学の「職人芸」が学べます
「数学」という学問は、理学部の中ではやや異質です。理学部における数学が志向するところは、むしろ芸術や哲学に近いかもしれません。私の研究室では、数学の「職人芸」を学ぶことができます。