- 理学部
- 数理・物理学科
[数理コース]堀口 正之 研究室
数学の理論と実際問題の解決の橋渡しをする
- 研究キーワード
- 計画数学
- 確率・統計
- 意思決定過程
- マルコフモデル
![[数理コース]
<br>堀口 正之 研究室](/att/l_1081_00.jpg)

経済的現象や自然現象などでの不確実性を持つ問題を数理モデル化し、確率論や統計学の理論に基づく解決を研究しています。偶然現象は、行動によって確率的に生じる結果としてモデル化され、なかでも「マルコフ決定モデル」と呼ばれる数理モデルを用いて、どのような行動が最適となるのかを知るための数学的な解析・解決に取り組みます。
このモデルは商品などの在庫管理や通信ネットワークのトラフィック制御などに以前より用いられており、最近ではファイナンスにおけるポートフォリオ選択や人工知能の研究にも応用され、幅広く役立っています。数学、統計学、オペレーションズ・リサーチなどの諸分野を幅広く学び、数理最適化問題を理論的に研究することができるようになります。
堀口 正之教授Horiguchi Masayuki[理学部/数理・物理学科]
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世の中に役立てられている数学が学べます
当研究室では、数学的分析、推測、判断などを行うために、それらの背景にある理論を学びます。実際に世の中で役立てられている数学を知ることのできる研究分野で、面白く学べるでしょう。