- 工学部
- 電気電子情報工学科
生体・環境計測研究室
計測から医療まで超音波を幅広く活用
- 研究キーワード
- 医用超音波
- 海洋音波伝搬
- 音波伝搬シミュレーション
- 超音波スピーカー


超音波を用いて、体内や地球環境を調べる新しい計測技術の研究と開発を行っています。超音波はモノや人間の内部、海の中までを測るためのツールとして活用され、応用例としては胎児の成育や心臓の動きをリアルタイムに診断する装置が代表的です。近年では治療にも超音波が応用され、当研究室では超音波医用装置の安全性向上に関する研究を進めています。
また、電波の届きにくい水中作業の安全確保のため、超音波を利用した水中音響カメラ開発の基礎研究を行っており、羽田空港の滑走路建設時に使われた水中映像装置の試作に貢献しました。
最近では新規テーマとして、ロボット聴覚と呼ばれる、ロボットや人工知能のための音響センシング技術や音響信号処理について研究を行っています。
土屋 健伸教授Tsuchiya Takenobu[工学部/電気電子情報工学科]
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超音波診断装置の診断精度を向上させたい
音を使って生体や地球環境を調べる音響計測の研究をしています。主な例が、お腹の中の胎児を診断する超音波診断装置です。その装置の診断精度と安全性を向上させることが、私の研究課題の一つです。