[デザインコース]建築史研究室
建築学部/建築学科
歴史的建造物から建築の未来を見いだす
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ル・コルビュジェデザインの丸テーブル
「温故知新」という言葉が意味するように、建築の分野においても新しい建造物の在り方を考えるヒントは、人類がこれまで手掛けてきた歴史の中に埋もれています。わが国では明治以降、人々の生活スタイルと住宅は大きな変化を遂げました。そうした変容の過程や歴史的建造物の特徴などを学ぶことから、未来の方向性が見えてくるのです。そのためには、建築物の見方や調べ方、さらには分析方法を学ぶことが必要です。
歴史的建造物を生かした重層的な街の方が、機能的で新しい建築物だけの都市よりも魅力的に感じるのは、なぜでしょう。過去に隠された多くの人々の英知を発掘し、そうした「宝物」の中から未来への指針を見いだす建築史研究を、一緒に始めてみませんか。
歴史的建造物を生かした重層的な街の方が、機能的で新しい建築物だけの都市よりも魅力的に感じるのは、なぜでしょう。過去に隠された多くの人々の英知を発掘し、そうした「宝物」の中から未来への指針を見いだす建築史研究を、一緒に始めてみませんか。
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建築の保存は新しい建築をつくることを意味する
歴史は過去の現象を学ぶものと思われていますが、本当は未来の建築のありさまを、歴史を通して考えているのです。建築の保存は、単に古い建築を守るのではなく、新しい建築をつくることを意味しているのです。

姜 明采 特別助教
[建築学部/建築学科]
- 専門分野
- 日本近代建築史、韓国近代建築史
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