[環境コース]音・光環境研究室
建築学部/建築学科
音環境の視点から建築のもたらすQOLを高める
![[環境コース]
<br>音・光環境研究室](/att/l_1066_00.jpg)

壁や天井に設置される吸音材(音を吸収する材料)の音響特性を調べる音響管
建築に携わる上では、建築環境が人々に提供する生活の質(QOL = Quality Of Life)について常に考えておく必要があります。この考えに基づき、私たちの研究室では建築環境工学の中でも音環境と光環境についての研究を行っています。
とりわけ注力しているのが音の分野です。集合住宅の騒音問題からコンサートホールの音響まで、対象は多岐にわたっており、よりよい音環境の創出や騒音制御のための数値シミュレーション手法の開発から、それを利用した音場の予測、部材の音響特性の把握、騒音伝播の予測・対策などに関わるものまで、幅広く研究を進めています。建築において音を研究するということは、物理的、心理的、さらには文化的な視点からも非常に面白いと思っています。
とりわけ注力しているのが音の分野です。集合住宅の騒音問題からコンサートホールの音響まで、対象は多岐にわたっており、よりよい音環境の創出や騒音制御のための数値シミュレーション手法の開発から、それを利用した音場の予測、部材の音響特性の把握、騒音伝播の予測・対策などに関わるものまで、幅広く研究を進めています。建築において音を研究するということは、物理的、心理的、さらには文化的な視点からも非常に面白いと思っています。
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超低周波音の低減機構を開発中
トンネル工事等に起因する低周波音および超低周波音は、騒音だけでなく住宅の建具のがたつきなどの原因にもなります。私たちの研究室では、これを低減するための機構を産学連携で開発しています。
