半導体工学研究室
工学部/電気電子情報工学科
半導体と熱とバイオの融合をめざした新しい素子の開発に挑む


水冷管、電極兼放熱板によって温度を調節するDNA増幅装置
半導体は従来エレクトロニクスの分野でのみ用いられてきましたが、それには限界があると感じ、新しい可能性として半導体の熱やエネルギーに着目しました。いま、さまざまな電子機器や回路が高集積化するに従い、すべてのエネルギーの最終形である熱の問題は回避できません。そこで、その熱を利用、あるいは制御し、それを応用した新しい素子の開発を始めました。
この研究室で開発した超高速固体電子冷却加熱素子を用いることで、従来の電子冷却素子の構造では実現できなかった、局所的冷却加熱やDNA増幅に利用される高速高精度PCR装置の開発が可能になりました。誰も着手していない分野を開拓し、社会に役立つ研究を行っていきたいと考えています。
この研究室で開発した超高速固体電子冷却加熱素子を用いることで、従来の電子冷却素子の構造では実現できなかった、局所的冷却加熱やDNA増幅に利用される高速高精度PCR装置の開発が可能になりました。誰も着手していない分野を開拓し、社会に役立つ研究を行っていきたいと考えています。
Photos
Yamaguchi Shigeo
山口 栄雄 教授
[工学部/電気電子情報工学科]
- 専門分野
- 半導体工学
世の中に役立つことを意識した研究を
半導体や固体材料を用いた素子を作成し、バイオやライフサイエンスへの応用に取り組んでいます。そのなかでも、新しい原理を用いた高速で高精度なDNA増幅装置の開発をめざしています。

Yoneda Seiji
米田 征司 准教授
[工学部/電気電子情報工学科]
- 専門分野
- 環境技術
- 環境材料